ハワイ移住計画「ハワイファン！」

■ハワイの住まいの費用について　

これまでも、ハワイファンではコンドミニアム情報などハワイの住まいについてご紹介していきました。今回は日本人に人気のあるオアフ島ホノルル市内を中心に住まいの家賃についてご紹介します。ホノルル市内は物価も高く、新たに高級コンドミニアムが建設されるなど、ますます不動産は高騰化しています。
例えば、物件や立地など条件にもよりますが、だいたい1〜2ベッドームの部屋の家賃は
月に$1,000以上（日本円で12万以上）はかかるようです。中でもワイキキになるとステューディオと呼ばれている日本でいうワンルームの部屋でも$1,000以上することもあります。
日本と比べるとハワイの不動産は、築年数が古くてもその価値が下がらないのが特長です。
立地のよい物件ですと、どんなに古くても値段が下がらないというわけです。
ハワイに移住する際には、やはり東京並みの家賃がかかる、ということを頭に置いておくことをおすすめします。ただし、ハワイの物件の家賃には光熱費が含まれていることが多いので、その点では納得出来るのではないでしょうか。

■ハワイの生活費

ハワイはそもそもアメリカ本土と比べると物価が高いです。それは日用品から食料、ガソリン、衣料に至るまでのほとんどの物資をアメリカ本土から運んでくるため運搬コストが上乗せされているからです。とりわけ観光客の集中するオアフ島のワイキキは特に物価が高いと言われています。
便利でついつい利用してしまうABCストアーではおにぎり1個が約$1.69〜（日本円で200円かそれ以上）くらいです。
ハワイで日本食を買うのだから仕方ない、と思えばそれまでですが、日本のコンビニのおにぎりに比べたら、明らかに高いです。
ハワイに移住したら、ABCストアーよりもスーパーマーケットなど大型スーパーを利用することが多くなります。やはりそこでも卵や牛乳などは日本よりも高く感じるのではないでしょうか。
ただし、肉類は日本に比べると安いです。
ハワイに移住したからと言って、観光で訪れていた時のようにレストランなどで外食していると日本での食費よりも大幅にかかってしまいます。
ハワイは日本よりも物価が高い、ということを意識してハワイでの生活を楽しんでください。

■ハワイの医療費

ハワイだけでなく、海外に行く際に一番心配なのが「もし病気やケガをしたらいくらかかるんだろう？」という医療費のこと。
ハワイの医療費は日本より高いことでご存じの方も多いのでは。
例えば盲腸で手術入院したとすると、日本では約40万円ですが、ハワイですと日本円にして約250万円位かかると言われています。
日本のような国民健康保険がないアメリカでは医療費がとても高いためハワイに移住している日本人や、ハワイに住んでいるアメリカ人は現地の医療保険に加入しています。いくつかある保険会社の中でも共済保険のような個人や法人で加入できる「HMSA」はハワイの多くの病院で使えます。
また「カイザー・パーネンテ」はメンバー制の病院です。加入者はいくつかのクリニックの中から自宅に近い病院を登録し、そこで治療を受けることが出来ます。
ただし、ハワイの医療保険は保険料が高い上に、自己負担額も10%〜30%と大きいです。
ハワイに移住し、一時的ではなくその先もずっとハワイで暮らすなら、このような保険へ加入する必要があるかも知れませんが、それ以外なら日本で「旅行保険」に加入しておくのがおすすめです。

■ハワイ移住にかかる費用の目安は？

ハワイに移住した時の生活費と言われる衣食住に関してのおおまかなご説明をいたしました。
単身なのかご家族で移住するのか、住む地域によって費用の多い少ないはありますが、オアフ島のホノルル市内で生活をしていくとすると、東京で生活するのと変わらないか、それ以上かかる。と念頭に置いておくのも一つの目安なのではないでしょうか。また、ハワイに移住する際には日本からの渡航費、住まいが決まるまでのホテルやコンドミニアムの宿泊費なども考慮して準備しておくことをおすすめします。