誰もが憧れるハワイ。澄み切った青い空、温暖な気候、エメラルドブルーの海に囲まれてハワイに住むとしたら、どれほど人生が楽しいものか。ハワイは古くから日本人移民者が多く、日系人も多いです。アメリカにいながら、日本の文化をどこか感じていられるのも日本人にとってハワイの魅力の一つなのではないでしょうか。 ハワイファンではハワイの生活に関する情報を皆様にお届けしてきましたが、ハワイ移住を考えている多くの方は「ハワイの物価は高い」というイメージがあるかと思います。移住を考えている人にとっては知らないハワイの常識も非常に気になるところでしょう。今回はいよいよ「ハワイに住む」に憧れていた方に「ハワイ移住にかかる費用はいったいどのくらいなのか？」をご紹介いたします。
ハワイの住まいの費用について
ホノルル市内はハワイの中でも特に物価も高く、新たに高級コンドミニアムが建設されるなど、ますます不動産は高騰化しています。例えばハワイに住む場合、物件や立地など条件にもよりますが、だいたい1〜2ベッドームの部屋の家賃は月に$1,000以上（日本円で12万以上）はかかるようです。中でもワイキキになるとステューディオと呼ばれている日本でいうワンルームの部屋でも$1,000以上することもあります。また意外と知らない常識ですが、日本と比べるとハワイの不動産は、築年数が古くてもその価値が下がらないのが特長で、立地のよい物件はどんなに古くても値段が下がりません。そのため、ハワイに移住する際には、やはり東京並みの家賃がかかる、ということを頭に置いておくことをおすすめします。ただし、ハワイの物件の家賃には光熱費が含まれていることが多いので、その点では納得できるのではないでしょうか。
ハワイの生活費
ハワイはそもそもアメリカ本土と比べると物価が高いのが常識ということを知らない方はいないでしょう。その理由は、日用品から食料、ガソリン、衣料に至るまでのほとんどの物資をアメリカ本土から運んでくるため運搬コストが上乗せされているからで、観光客が集中したり、ハワイに住む方が多かったりするオアフ島のワイキキは特に物価が高いといわれています。例えば、ABCストアーではおにぎり1個が約$1.69〜（日本円で200円かそれ以上）くらいで、日本のコンビニのおにぎりに比べたら、明らかに高いです。またハワイに移住をした場合、大型のスーパーマーケットなどを利用する機会が増える方が多いですが、やはりそこでも卵や牛乳などは日本よりも高く感じてしまうでしょう。それでもハワイに移住したからと言って、旅行の時と同じように外食ばかりでは費用が嵩み破産しかねません。ハワイは日本よりも物価が高いという常識を知らないことのないようにハワイへの移住前に計画することが大切です。
ハワイの医療費
ハワイだけでなく、海外に移住する際に一番心配なのが「もし病気やケガをしたらいくらかかる？」という医療費のこと。ハワイの医療に対する費用は日本より高いという常識を知らないと、ハワイに住むようになってからいざという時驚くでしょう。例えば盲腸で手術入院した場合、日本では約40万円ですが、ハワイの場合は約250万円位費用がかかると言われています。日本のような国民健康保険がないアメリカでは医療費がとても高いため、ハワイに移住している日本人や、ハワイに住んでいるアメリカ人は現地の医療保険に加入しています。ハワイの多くの病院で使える「HMSA」や「カイザー・パーネンテ」というメンバー制の病院も人気で、加入者はいくつかのクリニックの中から自宅に近い病院を登録し、そこで治療を受けることができます。ハワイに移住し、一時的ではなくその先もずっとハワイで暮らすなら、このような保険へ加入する必要があるでしょう。
ハワイ移住にかかる費用の目安は？
ハワイに移住した時にかかる費用のおおまかなご説明をいたしましたが、単身なのかご家族で移住するのか、また住む地域によっても変わります。そのため、ハワイに移住する際には日本からの渡航費はもちろん、住まいが決まるまでのホテルやコンドミニアムの宿泊費なども準備し、「そんな常識知らない…」というようなことのないようにハワイに住む前に綿密に計画をしましょう。そして、日本にいた時のように頻繁に服や靴などを買ったり、飲み会へ行ったりしてしまうと、さらに出費が跳ね上がります。せっかくハワイに行ったのに、あまりお金のことばかり考えながら過ごすのも残念なので、日本にいる間にしっかり貯金をしてからハワイに移住しましょう。
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