ハワイ移住計画「ハワイファン！」

アメリカの州であるハワイでは日本とは交通事情も大きく異なります。
安全で快適にハワイ滞在を楽しむために交通ルールや交通機関について確認しておきましょう。

ハワイの交通・移動手段

魅力的なスポットが数多く点在するハワイ。
時間を有効に使って効率的に周遊するためには交通事情をしっかりと把握しておく必要があります。

≫ ザ・バス

ハワイ州唯一の公共交通機関であるザ・バス。
過去にはアメリカ国内で最も質の高い公共交通機関として賞を贈られたこともあり、観光客だけでなく市民の足としても愛されています。このザ・バスは乗車1回につき大人は2.5ドルという価格でオアフ島内をくまなく移動出来るのが魅力です。
降車時に「トランスファー・チケット」と呼ばれる乗り換えチケットをもらっておくと、2時間以内の乗り換えの運賃が1回無料になります。また100近くある全ルートを4日間乗り放題25ドル、1か月乗り放題60ドルのお得なパスポートもあります。

≫ ワイキキ・トロリー

約10分間隔で運行し、ワイキキエリアの主要なショッピング・観光スポットを巡るワイキキ・トロリーは「レッドライン(ハワイ歴史観光コース)」「ピンクライン(ワイキキ・アラモアナショッピングコース)」「ワイケレライン(ワイケレ直通)」の3つのラインで結ばれています。
乗るライン数や日数によって料金が異なり、オンライン割引もあるため事前にウェブ予約をしておくとお得に購入出来ます。

≫ タクシー

バスやトロリーでは行かないような場所に訪れたい時や荷物が多い時などに便利なのがタクシーです。いわゆる流しのタクシーはハワイにはないため、タクシー乗り場で待つか自分でタクシーを呼ぶまたはホテルやショッピングセンターの係員に呼んでもらう必要があります。
ハワイのタクシーは乗客が手動で開閉します。料金はオアフ島なら初乗りが2.80ドル、以降1マイルごとに2〜3ドル加算されます。降りる際にはタクシー料金に15％程度のチップを加えて支払いましょう。

レンタカーについて

自由にドライブしたい気分のときにはレンタカーを借りて自分で運転しましょう。
ハワイは運転マナーがよく、のんびりと走行する人が多いため日本人も比較的運転しやすいとされています。ハワイの法律やルールを守って楽しくドライブしましょう。

≫ レンタカーを借りる

公共の交通機関が発達していないハワイでは車が便利。
通常は日本国外で車を運転するためには国際免許証の取得が必要ですが、ハワイでは例外として日本の免許証でも車が運転出来ることになっています。レンタカーを利用する際には免許証の他にパスポートとクレジットカードの提示が必要です。

≫ レンタカー会社

ハワイには日本語が通じるレンタカー会社も多数あります。
立地や料金、車種、保険などを比較して信頼出来る会社を選びましょう。

交通ルールに注意

楽しく安全にドライブするためにはその土地のルールをきちんと把握し順守しなければなりません。交通量はあまり多くなくゆっくりと走行するドライバーが多いハワイですが、郊外やフリーウェイでは十分な車間距離を取ることも大切です。

≫ 車は右側通行

ハワイはアメリカ本土と同様に右側通行です。
日本では無意識に左側通行で走行することが当たり前になっているため、ハワイでもうっかり左側に入ってしまうことがないように気をつけましょう。発進時や左折時には特に注意が必要です。

≫ シートベルト着用

シートベルトは運転席・助手席に座る人だけでなく、後部座席も含めた全員がシートベルトを着用する義務があります。4歳以下の幼児についてはチャイルドシートの設置が条件となります。

≫ 歩行者優先

ハワイでは条例により歩行者優先が定められています。
クロスウォーク法と呼ばれる法律によると、横断歩道の半分以上を歩行者が通過するまでは自動車は停車していなくてはなりません。違反すると92ドルの罰金となります。